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全館空調 その2

全館空調はもともと商業施設(ビルなど)で導入されていました。
ですが最近では一般家庭においても採用されているところが、少しずつですが出てきました。

最近の住宅は、廊下や階段ホールといったものをなくし、部屋を広く見渡しよく使用したいという趣旨の設計がほとんどです。
家の構造も、従来の在来工法では柱を減らせないため難しかった大空間も、様々な工法が登場して可能になりましたし、
断熱・気密性能は格段に、サッシはやや進化が遅いように感じますが、ペアガラスが標準仕様になるなどだいぶ向上しました。

全館空調にすると各部屋の温度が均一になりとても居心地が良いものです。

ただし・・・ よいことばかりではありません。。。

まずエアコンが壊れた場合、家の空調が一つしかないわけですから当然温度管理ができなくなります。
ただこれはどの方も当然承知の上かとおもいます。
特に全館空調の場合、換気も同システムに組み込んでいる事が多いので、365日常時運転することがあります。 当然稼働時間が長いわけですから故障の確立が上がります。

次にメンテナンスの問題です。こちらのほうが重要です。
商業施設なら管理責任者がいて定期的に行っていますが、一般家庭だとこれを適切に行っていないケースが見受けられます。
メンテナンスといっても一般の方ができるのはフィルターの清掃ぐらいしかないと思いますが、実際はフィルターをすり抜けた汚れが機器内部に蓄積されます。
汚れにはバクテリア等もありますので、機械の中がカビだらけといったケースも結構多いようです。
10年近く使用している居間やダイニングのエアコンをみていただけば汚れ具合が想像できるかと思います。

エアコンが汚れるのは致し方ないのですが、問題は屋根裏等狭い空間に無理やり設置しているため保守作業が難しいことです。

もし全館空調を検討されるのであればメンテナンスのこと、またいずれ機械を更新するのですからそこらへんも確認したほうが良いと思います。(天井を壊さないと機械が出てこないケースは多いです。)

これらがクリアできれば全館空調はとても快適かと思います。。。

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全館空調 その1

全館空調。 普通何のことかわからないかもしれません。
建物全体を一つのエアコンで賄うということです。
建物内に機械室(エアコン)を設け、ダクトを使用して各部屋に給気(SA:サプライ)します。給気だけでは空気が循環しないので、扉のスリット等から空気は廊下へ抜け、そこから還気(RA:リターン)ダクトを通じて機械室に戻ります。
機械室では他に換気のための排気(EA:エグゾースト)ダクトと、新鮮空気取り入れのための外気(OA:アウトサイド)ダクトがあります。

SA/RA/EA/OA の4経路が基本です。更に加湿ユニット・脱臭ユニット等用途に応じて加えます。

空調(空気調和)はアメリカから始まったもので、向こうでは全館空調が普通のようです。
アメリカの空調機メーカのキャリア、フッ素化学のデュポン社は今日のエアコンの始まりです。。。

はなしが脱線してきたので今日はここまでにします。。。。

simple is best !

エアコン選定にあたって注目されるのが、どれだけ省エネかという項目だと思います。
お掃除機能・換気機能などはもう普通になりつつあります。

でももし私自身がエアコンを選ぶのであれば、ごくシンプルな機能のものを選びます。
機能が詰まってくるとそれだけ複雑になり故障の確立がたかくなるのは想像できるかと思います。

カタログに載っているグレードの中クラスが目安でしょうか。
そして換気をするなら専用の換気設備を付けるといった具合です。

わかり易いものが一番という考えです。。。 simple is best.

修理をしていると年期のたったエアコンをみることもあります。
エアコンの稼働率が多いのであれば、今後の快適性・省エネによるランニングコスト減を考えれば、機器更新をしたほうが良いと思います。

あとエアコンを昼夜切らずにつけっぱなしにしたほうが省エネだといわれることもあります。
でもそれは家の気密・断熱性能の高い家に言えることです。。。
拙宅はちょっと古いアパートですのでエアコンつけっぱなしなんてしたら、、、

請求が心配でできません。。。





エアコンはどこで買うのがいいの?

エアコンは量販店やインターネット上でも売られていますが、他の家電のように値段重視で購入するのはお勧めできません。
それは他の家電製品のようにコンセントをさせばすぐに使えるというわけにいかないからです。
エアコンを長期にわたり問題なく使用するには設置工事がとても重要です。
厄介なことに工事が悪いため最初はよかったが1年後、2年後に不具合がでることもあります。
そうなるとほとんどの場合お客さんに負担がかかっているようです。

エアコンの設置工事には、 冷媒配管工事 ・ドレン配管工事 ・連絡配線工事 ・電源工事 があります。
これらが正しくないといけません。

ですからエアコン設置を依頼するときは、どの種類を選ぶかということに頭を悩ますよりも、誰に頼むかのほうが重要です。

設置状況や新設か入替えかにもよりますが、私の場合取り付けとなると半日は予定をとります。 そうでないと納得した仕事ができない事があるからです。
いままで他の業者による工事不良の現場を経験しているので、気を付けるポイントは慎重になります。




自分でできるメンテナンス

「使い方が悪かったのですか?」

エアコン修理でお客さんのところに伺うとよくこう尋ねられます。
エアコンが壊れるなんて普段思いもよらないから、原因が気になるのは自然なことです。

お客さんに普段していただくメンテナンスは、フィルターとエアコン周り (特に室外機) の清掃ぐらいです。
フィルターは汚れ具合により2週間~3か月に一度実施。 流水で洗うのが早くきれいになりおすすめです。
室外機は周囲の空気と熱交換していますのでそれを阻害しないように空けておきます。 

他の家電と同様取説に記してあること以外は怪我をしたり故障することもあるのでお勧めしません。

実際故障といっても症状もいろいろですので、よくある事例をあげて次回考えてみます。



プロフィール

MITSUMASA UGAWA

Author:MITSUMASA UGAWA
群馬県在住のもとバックパッカー
家庭優先のため只今お仕事中

☆ 業務 ☆
エアコンの修理・保守・工事
空気清浄器メンテナンス
オゾンによる脱臭・除菌をしています。

鵜川特機販売株式会社 所属
よろしくおねがいします。

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